プーケットの名物料理ともいえる福建麺。今回はミーゴーラー (Go La Hokkien Fried Noodles / หมี่ฮกเกี้ยน หมี่โกลา ) の福建麺を紹介します。
基本的に福建麵は、焼きそばの炒麺と、エビだしのスープを張った拉麺の2種類ありますが、こちらで紹介するものは前者の炒麺スタイルです。
お店の方におすすめを伺ったところ、プーケットスタイルの太麺・卵入りの福建麺との事。細麺もあったのですが、やはりプーケットスタイルの太麺は外せないといったところでしょう。
私が最初の客だったようです。
一見気難しそうに見えた男性コックの方が、丁寧に調理して頂いたようで、お皿への盛り付けや仕上げはとても美しく見えました。
エビ、イカ、豚肉、かまぼこと福建麺でよく見かける具材が入っており、麺の中に隠れた卵を見ると、しっかりと半熟状態。このトロトロの半熟卵は必ず、麺などと混ぜ込むのがポイント。味付けはオイスターソースをベースとしたものであり、濃すぎず薄すぎずといった丁度良いもの。男性の方ではいっぱいでは足らないサイズであり、2杯は軽く行けると思います。(写真の拉麺は70バーツ)
失礼ながら、お店の外観はとても人気店とは思えないくたびれたものであり、よく見ないと通り過ぎるほど、街並みに溶け込んだ雰囲気。また、ガス台周りの調理スペースはかなり年季が入っており、日本などで綺麗なお店になられた方は戸惑うかもしれません。しかしながら懐かしい、不思議な安心感があり、ゆっくりと食事を楽しむことができるでしょう。
以前のロビンソンプーケットから徒歩すぐの場所にあるので、オールドタウンの観光の際、ちょっと足を延ばしてみると、何とも懐かしい雰囲気の中でおいしい福建麺を楽しむことができます。
ミーゴーラー (Go La Hokkien Fried Noodles / หมี่ฮกเกี้ยน หมี่โกลา )
営業時間 11:00 – 20:00